被災地岩手からお花見のお願い - Yahoo!映像トピックス
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生きている以上、時間は先に流れ続けます。
どうしても立ち止まらざるをえない時はありますが、少しでも動けるなら、前を向くことができるなら。進んでいかねばならぬのです。出来る限りの力で。
自分が止まっても世界は止まりません。一日一日と太陽は昨日と違う道を行き、草木はその変化に応えます。そんな中止まっても何も変わらず何も始まりません。
一番先へ進んでいかねばならない時に、どうしてそれを抑制できましょう。少しでも動けるものから次へ向かっていかねばならぬのに。未来を作らねばならぬのに。
一体彼らは何に「配慮」しているのでしょう。死者を悼んでいるとしたら残念。残酷ですが、これからの世界を作るのも生きるのも生者。生者の歩みを止める気ですか。
被災者に配慮（）も残念なのは先述の通り。止まってどうする。「がんばろう日本」なのでしょう？がんばるべきは手前様です。配慮するなら彼らの分まで自分が動かなければなりません。イベントする暇あったら復興に向けて働け、なら説得力はありますが。
というわけでこの不思議な風潮にも、いつぞや書いたような上から目線の自己満足オーラを感じるのです。
だからってドームで連日ナイターとか空気読まないのはありえないけど。
槍玉に挙げられている花見ですが、マナーの悪い奴対策のつもりなら浅慮でしかない。自粛したところでそいつらに伝わるわけありませんよ。そんなのが通じるなら苦労しない。
むしろ良識のある人が真に受けて自粛（）するかと。つまるところ何も変わりませんむしろ悪化。
あと、それほど配慮とか自粛とか言うなら「がんばろう」を使ってはいけないような。本気で動けない人間は「がんばろう」と言われるとかえって凹む。
がんばれないから動けない。がんばることができない。そしてがんばれない自分に凹む悪循環。そんな中、がんばれる人から無責任にかけられる「がんばろう」。絶望だぜ？ｗ
阪神の時には気づかなかったけれど。色々な意味で。
