塩・梅味食品あれこれ

この夏の強行軍に向け手軽な塩分補給食品を模索。
今まで気にしたことは無かったが、夏コミ必需品とまで言われるとびびる。

以前男梅キャンディを口に入れた瞬間吐いたことがあり、あまりこの手の商品になじみが無い。しょっぱいのと甘いのが同時に襲ってきて口の中でオーバーフロー起こした。

逆手にとって色々買って試してみる。夏の陣用につき携帯タイプで。
ここ数日試食がてら毎日何かしら食べているのだが、食べる前より意外と調子がいい。

ちなみに私にとって塩分酸味はご褒美です。塩分18%未満は梅干じゃねえ。
極端言えば、食卓塩やねり梅チューブから直食いでも平気。

おしゃぶり昆布梅

12g
おしゃぶり浜風商品一覧|都こんぶの中野物産株式会社
http://www.nakanobussan.co.jp/shouhin/hamakaze.html

重量とナトリウムの量で買ってみたけど、あくまでもネタ。あくまでも昆布。梅味の昆布。ぽりぽり。
味は一番違和感無いが、熱中症対策になるかと言われると悩む。歯に詰まるし。軽いんだけどね。
国産を強調。

そのままおいしい細切り塩こんぶ梅風味

10g
商品詳細|商品ラインナップ|商品情報|カンロ株式会社
http://www.kanro.co.jp/product/lineup.php?id=4901351053782&cd=2-1

塩こんぶという言葉に釣られて買ったが、塩こんぶというより梅風味のおやつこんぶ。
そのまま食べられる薄味。細切れになっているので歯に詰まりにくいが、一口分取り出して口に放り込むのが難しい。
結論:おかずにもおやつにもならない

レモンが効いた塩飴 スティックキャンディ

39g(10粒)
『レモンが効いた塩飴』新発売|ニュースリリースアサヒフードアンドヘルスケア
http://www.asahi-fh.com/common/press/2012/120528-2.html
キャンディ | 商品紹介 | アサヒフードアンドヘルスケア
http://www.asahi-fh.com/hc/products/candy.html#b

男梅キャンディは撃沈したが、これは比較的美味しいと思えるレベル。
すっぱさとしょっぱさのバランスがいい。完全に混ざっていないのか、すっぱい時としょっぱい時がある。
スティックタイプキャンディなので、ほっとくと湿気て溶けていくと思われる。特にこの時期は。
人工甘味料てんこもりにつき、消化不良注意。
食塩に国産表記あり。

ねりり梅ねり

12g
ノーベル製菓株式会社 商品リスト【NOBELキャンデー研究所】
http://nobel.jp/art/shosai.php?art=91

硬い。イメージは柔らかくならないメントス。歯に詰まりやすそうだが、キャラメルのイメージで食べれば回避可能。
味はかつお梅のイメージ。梅だけじゃなくうまみ成分系の味がする。

つぶ塩梅

12g
つぶ塩梅|おつまみのなとり
http://www.natori.co.jp/product/product_item.html?p_id=716440

種抜き干し梅。表面に塩がまぶしてあるので最初はしょっぱいが、梅自体はやや甘い。双方の味が極端。
仕方が無いが、塩が指に付きやすい。しかしこれがないと、ただの甘い干し梅。
「美ら海の塩使用」と書いてあるが、それは27%使用表記及び原材料名にアサヒのような「国産」表記が無いため微妙。

男梅ほし梅

25g
ノーベル製菓株式会社 商品リスト【NOBELキャンデー研究所】
http://nobel.jp/art/shosai.php?art=366

種抜き干し梅。先述の干し梅と大差ない。若干こちらのほうがうまみ成分少ないかとも思ったけれど、好みの問題かと。甘みと酸味がケンカし続けるのは、もはや男梅のお約束か。
干し梅タイプ共通の事項として、指に何かしらつきやすいことと、原材料名にご丁寧に書かれた「梅(中国産)」。

うめつぶ

10g
小さくても、すっぱさは本物「うめつぶ」梅肉エキスの梅丹本舗 Meitan
http://www.meitanhonpo.jp/kaisetu_umetubu.html

本当は別メーカーの物が欲しかったが、売っていなかったので類似品で。
手っ取り早く説明するなら仁丹。最も梅干し味。しょっぱいすっぱい。
惜しむらくは、でんぷんで成形しているせいか成分中最も多いのが炭水化物だということ。ナトリウムもさして多くないので、熱中症対策になるのかどうか。一粒自体もかなり小さいので、数食べるのには向かない。リフレッシュ用のイメージ。仁丹。

手軽に入りそうなものの中だとこの辺で限界か。梅干し純も評判いいみたいだけど見つからない。
結局入手のしやすさと手軽さと味の妥協点として、夏の陣は梅ねりで行くことに決定。

ぺたんこちょび梅

8g
梅干し専門店 梅見月〜天日乾燥梅肉
http://www.umemizuki.co.jp/event_bainiku.html

……と思っていたら、最後にキタ。
気の抜けたイラストの横に「すっぱー」「しょっぱー」。騙されんと思ってよく見たら

原材料名 梅、食塩
原料原産地名 和歌山県(梅)

梅ねりよりはるかに低いカロリー・炭水化物、はるかに多いナトリウム。ご丁寧に食塩相当量とクエン酸量も記載。
じゃあ騙されてみようかとこのエントリほぼ書ききった段階で購入。

食べてみたらホントに「すっぱー」「しょっぱー」。
余計な味無し。ホントに梅干し。干し梅だけど指は汚れずもちろん種も無い。多分つぶれ梅などを一旦ひとまとめにして、成形したんじゃないだろうか。本気で梅干し。料理にも使えると言い切ってるくらい。
お値段は他の品の1.5倍くらいするけど、それだけの価値は十二分に。強いて言うならパッケージの包装や大きさが若干雑なくらい。
あまりにも感動したのでつい買いだめ。大丈夫、賞味期限2年だって。